こうなりゃ連発だ~!
というわけで本日2発目のレビュー行きます。
名盤レビューし忘れシリーズ第1弾です。
みんな大好きだけど流通が悪すぎるでお馴染み、更に言うならmamoruさん泣かせののんびり屋さんバンドThe Knobの記念すべき1stでございますよ。
以前3rdアルバムのレビューの時にも書いたんですが彼らに直接CDをオーダーすると中々届きません。
私は3ヶ月くらい待たされました。
他に手に入れる方法がないから仕方ないんですが。
しかし届いて音を聴いた瞬間に許せてしまうんですよねぇ。
これだけ素晴らしいメロディーを聴かせてくれるなら待った甲斐があったと思わせてくれます。
のんびり屋さんだからこれだけのメロディーが沸いてくるものかもしれませんしね。
個人的には3rdのCall To Armsは完璧な作品だと思っています。
その3rdに比べると音に荒さはありますしボーカルの声もまだ若さがありますね。
音楽的に色々やりたかったのかもしれませんが、女性ボーカルとのデュエットソングやスカを取り入れた曲なんかも入ってます。
3rdでは曲が物語のように流れていく統一感がありましたからね。
しかしメロディーの秀逸さはこの頃からはっきりと垣間見れます。
正直捨て曲なしとは言えませんが所々にゾクゾクさせてくれる曲が落ちているんですよね。
この路線を押し進めて行った結果が3rdで一気に開花したんだと思います。
The Knobは決して速さに頼ることなく素直なメロディーで伝えてくれるバンドだと改めて実感できる作品です。
と言いつつ速い曲に耳が反応しちゃうんですけどね。
3曲目のKeeping It Realなんかは彼らの真骨頂だと思います。
やっぱりKnobはこれじゃなきゃって感じで哀愁が染み込んできますね。
初めて聴いた当時は軽くビビっときたもんでしたよ。
そしてこの作品も後半がヤバいことになっています。
12曲目のNemesisと15曲目のArmageddonは個人的にメロディック界最強クラスのデキ。
こんな曲聴かされたらすぐに落ちてしまいますよね。
ラストに50秒のショートチューンを持ってくるあたりもかなり心憎いです。
しかもタイトルが“The Knob”。
これは反則すぎますね。
この曲を聴いて確実にもう1周おかわりしちゃいますからねぇ。
計算しつくされてる気がします。
これだけテンション高めに書いといて申し訳ないんですがこの作品は既に廃盤になっております。
素晴らしい作品なんだから是非再発していただきたいもんですよね。
もっと流通がよくなればも色んな人に聴いてもらえると思いますし、そうすれば日本でKnobが見れちゃうかもしれないし。
夢のまた夢かもしれませんがそんな事を想像しちゃうくらい私はThe Knobを敬愛しております。
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