こんばんわ。
W杯を見ていると中々寝れないんですよね(笑)
しかし次の試合が始まるまでのこの時間は音楽を聴くのに最適です。
というわけで本日はJet Marketが2006年にリリースした2ndアルバムを今更ながらご紹介いたします。
国内盤は確か2007年リリースだったと思います。
W杯ではイタリアは残念ながら予選敗退してしまいましたが最近私の中でJet Marketが熱いんですよね。
かなり再評価してます。
やはりメタリックで熱くて速いと3拍子揃ってますからねぇ。
いつ聴いても興奮できる数少ないバンドだと思っております。
この作品は彼らにとって大きな意味を持っているような気がします。
以前に比べてメタリックさが前面に出てきていて彼らのスタイルが確立されつつあるからです。
3rdのPerditionでそれが見事に花開く事になるんですけどね。
その布石と考えるとかなり楽しめる作品だと思いますよ。
さすがに短くぶっ飛ばしていた3rdと比べると曲によってカラーが別れているなぁという感じも否めません。
長めの曲やややテンポを落とした曲もあるので。
しかしキラリと輝く曲が存在しているのも事実です。
その曲たちがとにかくヤバいんですねぇ。
特に1曲目のインストStructure Goes In The Grinder初聴きした時度肝抜かれちゃいました。
彼らはとにかくインストを各作品に最低1曲は入れてるんですがStructure Goes In The Grinderはホントに秀逸だと思います。
ボーカルが入らなくてもきっちりと曲にしてる印象です。
インストの中では私の音楽史上ベスト3に入りますね。
このインストからなだれ込む2曲目のAnother Rainy Day For The Human Raceと13曲目のReligion As Dogmaもガッチリテンションを上げさせてくれる名曲です。
これがJet Marketのスタイルだと言わんばかりにメタリックかつストロングにぶちかしてくれてます。
やや叙情的に展開していく所も聴き所ですね。
そして注目すべきは3rdに収録されているDevil's DungとModern Kings Of The Earthがこの作品にも収録されている所。
もちろんこの作品を作った時点の物なので3rdとは明らかに違うバージョンです。
聴き比べてみると彼らの成長がよくわかるんじゃないでしょうか。
こういう楽しみ方もできるお得な作品です。
そうなると4thアルバムが非常に楽しみになるわけですがリリースはいつになるんでしょう?
気が早い私は今年出してもらっても大丈夫な心構えは出来ています。
現実的に考えれば来年か再来年くらいですかね。
3rdの路線のまま好き放題やってくれればもう名盤は確実だと思っています。
そしてまた是非来日してもらいたいですね。
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