こんばんわ。
みなさん3連休中ですか~?
というわけで先日より引き続きJet Market祭りを開催中な私です。
本日はあまりレビューを見かけないJet Marketの記念すべき1stである"Everyday Casualties"をご紹介します。
2002年リリースで16曲入りとお腹一杯詰まってます。
関係ないですけど、日韓W杯の年のリリースだったんですね。
最近私の中でJet Marketに対する愛が日に日に増していってるんです。
再生ランキングでも急上昇中で、他の素晴らしいバンド絶ちを蹴散らしています。
特に3rdの"Perdition"に関しては再評価という言葉では物足りないくらい再ハマりしてますね。
やっぱりこの作品はいつ聴いても、開いた口が塞がらないレベルです。
さて、Jet Marketと言えばAlexによるドラムボーカルが特徴の1つでもあるんですが、この作品ではまだドラムボーカルではありません。
サウンド面に関しても、"Perdition"のように暗めなメロディーが全体を支配しているわけではなく、明るめなメロディーの曲も存在しています。
メタリックさも今ほどピロピロ言わせているわけでもないんですよね。
更に、今となっては想像すらできないんですがJet Marketは元々スカバンドだったらしく、スカコアしちゃってる曲もあるんですよ。
それでも、今のサウンドに繋がるような曲もありますし、素質の片鱗は充分に耳に届いてきますね。
速さに限っては今と同等レベルな曲が目白押しですよ。
Jet Marketは今でこそ全て英詩ですが、この作品ではイタリア語の曲も聴けてしまいます。
マニアの方は心をくすぐられるんじゃないでしょうか?
私は転げ回る位くすぐられました。
それと、彼らはどの作品も1曲目に必ずインストを持ってくるんですが、そのスタイルはこの作品から健在ですのでご安心を。
個人的最大のお気に入りは11曲目の"Santa Claus Is Dead"です。
この曲のドラムが速いこと速いこと。
おそらくAlexが叩いているわけじゃないんでしょうけどね。
ベースが動きまくりでブンブン言わせちゃってる所もヤバいです。
この曲に関しては非常に未来のJet Marketが見えてきますね。
コーラスもさりげなく決まってますし、エッジの効いたギターも最近のスタイルに近い物を感じます。
Jet Market好きなら必聴な曲だと思いますよ。
この作品は今のJet Marketが好きな方には賛否が別れるのかもしれません。
しかし、彼らの歴史を語る上でかかせない重要な作品だと思うんですよね。
確かに荒さもあるし、スタイルもはっきり定まっていません。
それでも、この時があったからこそ今のJet Marketがあるんだと実感できる作品なんです。
この作品からリリース順に聴いていくと彼らの成長が手に取るように分かりまた違った魅力を感じられると思います。
おそらくまだバンドからなら購入可能だと思うんで、未聴の方は是非聴いてみてください。
そして私は新作のEPをヨダレ垂らしながら待っています。
今週中に届いてくれたら本望です。
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