ちょうどいいサイズのジャケ写がありませんでした。
というわけで我が日本が誇るEngraveの2ndでございます。
もうこのジャケが示す通りのサムライ・メロディックハードコアが炸裂しています。
聴いていただければわかるようにBad Religion・Pennywiseからの影響が大きいわけですが、両バンドからの影響を自分たちなりに解釈し消化したものがEngraveとしての音となっているんだと思います。
そして、Engraveはその姿勢までもが本物のパンクと呼べるのです。
私は音はもちろんですがそういった部分にまで魅力を感じます。
特に1st・Your Share Of Itのレコーディングの際のエピソードは強烈なものがありますよね。
Pennywiseがオーナーのスタジオまで乗り込んでいってレコーディングしたって凄すぎます。
だいぶ内容を省いてしまいましたが、このエピソードの詳細は
High-Speed-FlowerのKu-geさんがブログ内で説明してくださってますのでそちらもご覧になってみてください。
私なんかが説明するよりもはるかに解りやすいので。
その他にも、ずっと地元福島を中心に活動していることやドラムボーカルというスタイルまで男気を感じさせずにはいられないです。
そして、この作品にも収録されているConstitution 9thのPVもヤバいわけですよ。
ここまで何かを訴えようとしているPVはまず日本じゃ見られないですよね。
相撲で感動しちゃった以前の日本のトップまで映ってるんですから(笑)
この作品は全11曲で18分弱と大変潔い作品になってます。
ですから、この作品を丸々聴いていただきたいです。
Engraveが訴えたいことを直接心で感じてもらいたい。
最初は単純にかっこいいなという感じから始まり、何回も聴いてるうちに色々と考え始めるきっかけになると思います。
私自身もこの作品を聴いて勇気をもらいました。
こんな世の中ですが常に前を向いて生きていきたいですよね。
話は変わりますが、PennywiseのボーカルJimが脱退しました。
非常に残念です。
パンスプで一緒にシンガロングしたBro Hymnは今でも忘れられない。
バンドは新しいボーカルを探して活動を続けるそうです。
解散という道もあったかもしれないですが、それでも存続を選んだ残りのメンバーを私はリスペクトします。
ボーカルが変わるという事はバンド自体のイメージが変わってしまうわけですから、並大抵の覚悟ではないですよね。
JimじゃなきゃPennywiseじゃないって人の気持ちもわかります。
でも、私は彼らのチャレンジが楽しみですし今後もPennywiseを応援していきますよ。
そしてもちろんJimもリスペクトします。
勝手な憶測ですが、今回の脱退についてきっと悩みに悩んだんだと思います。
その結果ですから彼を否定することなんてできないです。
今後どういう活動をするのかわかりませんが、また彼の熱いボーカルが聴ける事を切に願います。
そしてまた日本で会えることを楽しみに待ち続けたいと思います。
それでは、前向きになるためにもEngraveのConstitution 9thをご覧くださいませ。
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