こちらも本日ディストロ予定であるオーストリアのメロディックハードコアバンドRed Lights Flashの最新作です。
彼らももうすっかりベテラン戦士でこれが4枚目のアルバムになりますね。
前作はおそらく多大な影響を受けているであろうAnti-FlagのAF Recrodsからリリースされていました。
この作品が熱くてかっこよかったんですよねぇ。
私は結構このバンド好きなんです。
しかし今作ではまたカラーががらりと変わっています。
かなりメジャー寄りな音を出してないかい?
もちろん熱さのある曲もあるんですが、メロディーがかなり良くなっちまってる。
もはやAnti-Flagの影は見えなくなってますね。
このバンドはグランジの影響も受けているみたいです。
それが原因かな。
しかし、あまりにも変わりすぎなんじゃねえかと思わず突っ込んでしまいましたよ。
おとなしい曲も結構ありますしね。
ただ引き込まれるようなメロディーを持っているのは確かですね。
これは何回も聴いてこそ価値がある作品かもしれません。
そんな中でも8曲目のDivinity Needs Povertyはかなり秀逸です。
キレイ目なメロディックハードコアをかましてくれています。
熱さときらめくようなメロディーが一体となったナンバーだと思いますね。
この曲はさりげなく聴いててもメロディーが頭に残るしじわじわと来ます。
いつのまにかまとわり付いて離れない感じですよ。
続く9曲目のA Black Book - Letterbox Companyもメロディーがすごく良いです。
ほんのりとした熱さも兼ね備えているのでミドルテンポでも充分熱いです。
ラストへのなだらかな盛り上がりも余韻が残りますね。
というわけで私のディストロの中ではかなり異質な作品となっていると思います。
最近のHomer(ベルギー)とかが好きな方ならツボになると思いますよ。
試聴してみて気になった方は是非オーダーしてみてください。
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