本日2枚目になります。
今回ご紹介するのは巷でもちょっとした噂になっているバンドでございますよ。
先月リリースされたばかりのSymphony Of Distractionの初音源Pudwackです。
様々なブログさんでも絶賛されているくらいなので待ち望んでいた方が多かった作品なんでしょうね。
知っている方も多いと思いますがこのバンドはSecondshotのJayが新たに組んだバンドなんです。
何でもSecondshotより更に速く、更にテクニカルにというのがコンセプトだそうで。
そんな事言われたら誰だって期待しちゃいますよね。
私もこの作品のリリースが決まった時とても嬉しかったですもん。
しかも日本先行リリースですから。
INYAFACEさんホントにありがとうございます。
最初聴いた時はやっぱりSecondshotと聴き比べてしまう自分がいた事は否定できません。
このバンドはJayとSecondshot初期のメンバーであるSteveとのツインボーカル体制なんですが、Jayが歌う曲はどうしても多少Secondshotに聴こえてしまいますもん。
しかし、最近のSecondshot比べたら断然アグレッシブですし、切なさも漂ってます。
個人的にSecondshotのあの微妙な切なさが好きなんでそれを超えられるとたまらないですね。
心がキュンとなるメロディーとリフが満載の作品です。
それと気になるのがこのジャケの人物。
あなた誰ですか?感が思いっきり出てますよね。
多分メンバーじゃないだろうし。
彼らがどういう狙いでこのジャケにしたのか直接伺ってみたいもんです。
話を曲に戻しますが、1曲目のStockholmからSymphony Of Distraction節が炸裂しています。
もうサビがヤバいですからね。
決して思いっきりではなく、さりげない程のこの切ないメロディーが心に染みますねぇ。
間奏の泣きのギターもそれに花を添えてます。
これだけやってくれれば安心してその後も聴きこめるというもんですよ。
そしてこれまたメロディーが素晴らしいのが5曲目のWhat's Made Milwaukee Famous。
この曲はジワジワ来るんですよね。
個人的に切なくて物悲しいんだけど、少し前向きになれるように軽く背中を押してくれるような曲だと感じています。
しかしこの曲の37秒くらいで若干音量が下がる部分があるのが残念です。
最初は狙ってこうしてるのかなとも思ったんですが、車で聴くと音量が下がらないんですよね。
単にミスで音量が下がっているのか、カーナビで勝手に音を補正しているだけなのか。
果たしてこの作品を買った皆さんも同じ部分の音量が下がるのか気になる所ですね。
この先Jayはどちらのバンドをメインにやっていくんでしょうね。
Symphony Of Distractionで高評価を得てしまった以上、Secondshotを中心にやるとしても生半可な作品は作れない状況になってしまったと思います。
それだけみんなの期待値が上がってしまいましたからね。
個人的にはSecondshotの作品は全て好きなんで普通にやってくれれば充分ですけど。
もしかしたらSecondshotよりもこのバンドを先に知ったという方もいるかもしれません。
そんな方は是非SecondshotのSeven Years Bad Luckを聴いてみてください。
この作品に勝るとも劣らない作品になっていますし国内盤も出てますので。
あなたの期待は裏切らないと思いますよ。
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