こんにちわ。
本日もまたレビューしたいと思います。
7月に入ったらあまりレビューできなくなりそうなので今のうちに書き溜めしとこうという魂胆です。
本日ご紹介するのはマニアの方なら既にご存知であろうアメリカのメタリックメロディックハードコアバンドLoganでございます。
この作品は2008年リリースの8曲入りのEPとなっております。
個人的にはかなり好きなバンドです。
Belvedere、A Wilhelm Screamの影響がちらほら聴けるバンドですからね。
基本高速でメタリックという近代メロディックハードコアなスタイルなのでおそらく嫌いな人はそんなにいないんじゃないでしょうか。
むしろ流通が良ければもっと人気が出てもおかしくないレベルだと思いますね。
バンド直でしか買えないのが痛すぎます。
一応この作品の前にDemoをリリースしてるみたいなんですがDemoの方が入手困難かもしれませんね。
そんなDIYなLoganですがもう活動してないんですかね。
英語がわからないんで何とも言えませんが、MySpace見る限りNew Projectなんて言葉があるんでもしかしたら解散してるのかもしれません。
しかもボーカルはFork Punkなんてジャンルにチャレンジしているみたいですし。
このままLogan続けてくれてたらとんでもない作品ができたんじゃないかと思うんですけどね~。
もったいないなぁ。
しかし、ドラムが加入したAnchorsというメロディックハードコアバンドは聴いてみる価値ありだと思います。
この作品に話を戻します。
ショートチューン2曲を含む8曲18分という潔さなんでかなり聴きやすい作品になっていますね。
1時間あれば3回転聴けちゃいます。
あまりじっくり聴く時間がないという方にもオススメですよ。
個人的には1曲目のPieced Togetherから大爆発です。
この攻撃的なメタリックさは昨日紹介したJet Marketと同レベル。
イントロから期待が膨らんでしまうんですよね。
どっしり構えるリズム隊と暴れ回るツインギターのマッチ具合がとても極上なナンバーです。
この曲はJet MarketだけでなくForus好きな方にも気に入ってもらえると思います。
そして先ほども挙げたショートチューン2曲がいい味出してるんですよねぇ。
その2曲が4曲目のHung Up(50秒)と6曲目のPaper Shoes For Plastic Feet(38秒)。
曲順といい速さといい短さといいホント私好み。
短い中で自分たちの音楽性を精一杯表現しようとしてるバンドにはハッキリ言って弱いです。
Loganは私のツボというツボをこれでもかと付いてくるバンドですね。
ラストに4分を超えるAll The Wrong Reasonsというナンバーが待ち構えているんですが、この曲はこの曲で演奏面を隅々まで楽しめます。
ホント穴がないバンドです。
こうやって曲を聴いてると現在活動していないのがホントに残念でなりません。
もちろん現在別のバンドで自分たちがやりたい音楽をやってる事はとても素晴らしいことだと思います。
しかし、高速メロディック界においての損失はかなり大きいものだと思うんですよね。
絶対にもっとヤバい作品が作れたはずですもん。
たられば言ってもキリがありませんが私はLoganのフルアルバムが聴いてみたかったです。
いつかひっそりと復活してくれたら嬉しいです。
Logan MySpace