ついに来ました。
七夕にリリースされたLastkaj 14の1stアルバムI BRIST PÅ ANNATでございます。
私がかなり楽しみにしていた1枚だということはこのブログをご覧になっている方ならよ~くお分かりだと思います。
しかし、中々ジャケ写が見付からず苦労しましたよ。
そんな苦労もCDを再生した瞬間に吹っ飛んでしまうほどの快作となっております。
今回の作品はTrall Punkにプラスしてロシアン・ポルカなる楽器を使用しているそうです。
ロシアン・ポルカが何かは一切わかりませんが、とにかくただのTrall Punkではないことは軽く想像できましたね。
これだけリリースを待ち焦がれた作品は久々なんです。
まぁ、私は我慢できなくてSounds Fishy Vol.1というコンピを買って、この作品に収録されているIngen Bryr Sigだけはひたすら聴いていたんですけどね(笑)
もうこの曲だけで飯何杯食えるかわかりません。
既に相当おかわりしてしまっているので。
この曲を聴きまくったせいでこの作品のハードルはかなり高い物になってしまいましたね。
もう結論から言っちゃいます。
母国語好き、Trall Punk好きな方は絶対に買ってください。
哀愁が弱点の方は絶対に買ってください。
11曲24分強という飛ばしっぷりでもあるので高速好きな方も是非買ってください。
とまぁこんな作品です。
散々聴きまくっていた3曲目のIngen Bryr Sigもアルバム通して聴いてみると、また違った感じですごく新鮮ですね。
しっかりと物語の1部になっていますしこの作品の中でもバッチリ存在感を出しています。
とにかく高めな哀愁度と背筋が凍り付くようなイントロのギターがヤバいです。
しかし、最大の聴き所はベースなんです。
私のマイミクにChiiさんという方がいらっしゃるんですが、その方の日記に書かれていたんです。
「ベースラインが不思議とボーカルとハモってる様に聴こえてくるんデス」と。
その言葉を見てからもう1度Ingen Bryr Sigを聴いてみると更に感動できる曲に進化していたんですよね。
私自身まったく気付いていなかったこんな美味しい部分に出会わせてくれたChiiさんには本当に感謝しております。
是非Ingen Bryr Sigはベースに注意しながら聴いてみて下さい。
言葉にならない感動が全身を襲いますので。
その他の曲も哀愁度は標準以上。
もちろん速い曲も揃ってます。
その中でいい味を出しているロシアン・ポルカ。
この音色で更に哀愁度が増しています。
雰囲気的には初期Skumdumと最近のSkumdumが上手くブレンドされていると思いますね。
今年巷で高評価のTrall PunkバンドTrevoltともまた一味違った感じなので聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
先ほども書きましたがTrall Punkや母国語好きな方にはホントにオススメな作品です。
既に廃盤になっているEP、På Andra Sidan HorisontenもBells On Recordsさんから再発されていますのでまだの方は是非ご一緒にお買い求めください。
ちなみにディスクユニオンでは普通に売ってますが、その他のお店ではあまり出回っていないようです。
廃盤にならないうちに買っちゃって下さいね。
Lastkaj 14 MySpace
補足
ロシアンポルカを楽器だと勘違いして書いてしまいました。
ロシアンポルカは特徴的なリズムをもつ急速な2拍子の事だそうです。
「ターンタンタン」が基本的なリズムで時々変則的になるみたいですね。
このリズムを意識して聴いてみると1曲目のFaller Du?が当てはまると思われます。
むちゃくちゃこのリズムにこだわって作られている曲です。
みなさんも少し意識して聴いてみて下さい。
この事はマイミクのChiiさんに教えていただきました。
Chiiさんどうもありがとうございました。
そして、私自身もっと色々と勉強してから書かないといけないなと反省しております。
勘違いさせてしまった方々、大変申し訳ありませんでした。