いやぁ今日も暑かった~。
私は倉庫で仕事をしてるんですが、今週は溶けてしまうんじゃないかと思うくらいの暑さでした。
というわけで、本日は2ndアルバムリリース記念、Lungsの1stアルバム"An Anatomical Guide"をご紹介します。
Lungsという事で、もちろん"暑さ"と"熱さ"をかけてみました(笑)
この作品は国内盤がFastlifeさんより2008年にリリースされております。
16曲入りというボリュームのお腹一杯系の作品です。
リリースされた時はあちこちで大絶賛されていたのを今でも憶えています。
Lungsは本当の意味でのエモーショナルメロディックハードコアバンドだと思いますね。
決してなよなよした意味でのエモーショナル加減ではありません。
様々な感情を音楽で表しているという意味でのエモーショナルさです。
高速な一面を見せたかと思えば、優しいメロディーで包んでくれたり、男臭さのあるアドレナリンを撒き散らしたりする。
喜怒哀楽を音で表現しているような感じですかね。
しかも、それが1曲の中で繰り広げられているんですから。
これは以前にも書いたんですが、個人的にはThis Is A Standoff臭がすごく感じられるんですよね。
ボーカルの声質や曲の持っている雰囲気など。
似ているというよりは方向性が一緒なのかなと思います。
個人的には、この間のブログでもライブ映像を載せた3曲目の"Naota / Ikari"でまず第一波が来ます。
1分強という短い中でも決して高速一辺倒になるわけではなく、自分たちの音楽を追求しているなぁと思いますね。
程よくメタリックなギターも耳障りが良いですし、シャウト気味に終わるところなんて熱すぎです。
この曲は思わず何回もリピートしてしまう魔力を持っています。
Lungsは結構ショートソングも多いんですよね。
私はJet MarketやAfter The Fallと合わせて、Lungsもショートソングを作らせたら世界トップレベルだと思っています。
Lungsは速さだけではない味わいのあるショートソングが多いので、意味合いはJet MarketやAfter The Fallとは少し違いますけどね。
あと、6曲目のOn / Offはこの作品の中で最もお気に入りです。
最初は比較的速めなんですが、徐々に貫禄のある展開に持っていく流れがたまりません。
その流れにとても男らしさを感じてしまうんです。
ハードコア気味になったかと思えば、優しげなメロディーをさりげなく入れてみたりと懐はかなり深いですね。
さて、私が待望している2ndアルバムの"The Two Chief World Systems"ですが来週頭くらいには届くんではないかと思います。
Jet Marketより早く届いてしまうかもしれませんね。
今回の作品では、Lungsがどうパワーアップしているのかに焦点を当てて聴き込みたいです。
パワーダウンしてるという事は考えられないので。
皆さんも是非MySpaceで試聴してみてください。
きっと買いたい衝動に駆られてしまうと思いますよ。
Lungs MySpace